【政治学】・解答3・田邉塾ツイッタードリル

【No.11】M.ウェーバーは、政党制を一党制、二大政党制、多党制に分類し、多党制とは3つ以上の政党が存在し、いずれもが過半数を制しておらず、連立によって政権が形成されているものであるといた。○か×か(東京都・特別区H24改題)

答:× 解説:問題文はデュベルジェの主張であってM.ウェーバーではない。、M.ウェーバーは貴族政党⇒名望家政党⇒大衆政党の政党の変容があることをしてきした人物。

 

【No.12】バークは、政党とは、全員が同意しているある特定の原理に基づき、共同の努力によって国民的利益を推進するために結集した人々の集まりであると定義し、政党を徒党と区別した。○か×か(東京都・特別区H24改題)

答:○ 解説:妥当な選択肢。E.バークは政党政治を意義を主張し、当時、政党=徒党を組んで私欲を尽くす集団といった見方をやめて、国民的利益を代表して、政策の理念などに共感する人々の集まり=政党としたんだ。

 

【No.13】サルトーリは、社会問題を政治問題に転換していく機能を利益表出機能、政治的諸問題を体系的な政策へと凝集していく機能を利益集約機能と呼び、政党は主に利益集約的機能を果たすとした。○か×か(東京都・特別区H24改題)

答:× 解説: 問題文はA.アーモンドの主張なのでサルトーリではない。サルトールは政党システムの分類(一党制、多党制(穏健な多党制、分極的多党制)など)を主張した政治学者であることをおさえておこう。

 

【No.14】アーモンドは、政党は、貴族が支配層であった時代の貴族政党から、新たに支配層として台頭した名望家による名望家政党を経て、政治的重要性を増してきた大衆を動員するための組織を備えた大衆政党へと発展していったとした。○か×か(東京都・特別区H24改題)

答:× 解説:問題文はM.ウェーバーの主張なので誤り、アーモンドは政党の役割について利益集約機能と利益表出機能を主張した人物。

 

【No.15】デュヴェルジェは、政党の数だけでなく、政党間のイデオロギー距離などを基準にして政党制を7つに類型化し、そのうちの一つである分極的多党制の例としてワイマール共和国の時期のドイツ、フランス第四共和制を挙げた。○か×か(東京都・特別区H24改題)

答:× 解説:政党数と政党間イデオロギー距離から政党制の分類の研究に取り組んだのはサルトーリである。