【人文科学】・解答1・田邉塾ツイッタードリル

【No.1】化政文化は、京都や大坂など上方の町人を担い手として開花した文化で、人形浄瑠璃や歌舞伎では、近松門左衛門の「仮名手本忠臣蔵」や鶴屋南北の「東海道四谷怪談」などの作品が生まれて人気を博した。○か×か(特別区など市町村H25改題)

解答:× 解説:「化政文化は、京都や大坂など上方の町人を担い手として開花した文化」「近松門左衛門の「仮名手本忠臣蔵」」が間違い。正しくは、江戸の町人文化です!「仮名手本忠臣蔵」の作者は竹田出雲。

 

【No.2】国風文化とは、唐の文化を日本の風土や日本人の感性に融合させた文化で、田楽と猿楽などをもととした能が大成し、なかでも観世座の観阿弥・世阿弥父子は、朝廷の保護を受け、芸術性の高い猿楽能を完成させた。○か×か(特別区など市町村H25改題)

解答:× 解説:「国風文化・・・能が大成」が間違い。正しくは、国風文化は平安時代のことである一方、能は室町時代の文化である。

 

【No.3】元禄文化は、江戸を中心として開花した町人文化で、人形浄瑠璃では、竹本義太夫が竹田出雲の作品を語って人気を博し、歌舞伎では、坂田藤十郎らの名優があらわれ、民衆演劇として発展した。○か×か(特別区など市町村H25改題)

解答:× 解説:「元禄文化は、江戸を中心として開花した町人文化」「竹本義太夫が竹田出雲の作品を語って人気を博し」が間違い。正しくは、元禄文化は京都・大阪といった上方中心の町人文化である。竹本義太夫が知名度を上げたのは近松門左衛門の作品である。

 

【No.4】桃山文化は、新興の大名や豪商の気風を反映した豪壮で華麗な文化で、城郭には天守閣や、書院造の居館などが建てられ、また、民衆の間では、出雲の阿国の歌舞伎踊りが人気をよび、のちの歌舞伎のはじまりとなった。○か×か(特別区など市町村H25改題)

解答:○ 解説:そのとおり!

 

【No.5】弘仁・貞観文化は、唐の文化の影響による洗練された貴族の文化で、貴族の間に流行した浄瑠璃は、琉球の三線を改良した三味線を伴奏楽器にして人形操りをとり入れ、人形浄瑠璃へと発展した。○か×か(特別区など市町村H25改題)

解答:× 解説:「弘仁・貞観文化は・・・人形浄瑠璃へと発展」が間違い。正しくは、弘仁・貞観文化=平安時代、人形浄瑠璃=江戸時代。