田邉塾教養試験 経済原論対策講座 ツイッタードリル回答ページ5(国家一般職・地方上級向け) マクロ分野
【No.46】現金150兆円、預金通貨50兆円、支払準備金100兆円のとき、マネー・サプライはいくらか?
解答:200兆円
解説:M(マネー・サプライ)=C(現金)+D(預金通貨) 支払準備金は関係ないひっかけ。H=C+R
【No.47】マネーサプライ200、ハイパワードマネー100としたとき、ハイパワードマネー1単位増加した時にマネーサプライがどの程度増大させるか?
解答:2
解説:M(マネーサプライ)/ H(ハイパワードマネー)で答えを出すだけ。
【No.47】ハイパワードマネー1単位増加した時にマネーサプライがどの程度増大させるか?現金預金比率8%、支払準備金1%のときの場合を答えなさい。ヒント:H=C+R、M=C+D(国ⅡH19改)
解答:12
解説:M(マネーサプライ)/ H(ハイパワードマネー)=(C+D)/(C+R) これの分母と分子をそれぞれDでわると、((C/D)+1)/((C/D)+(R/D)) C/Dは現金預金比率+R/Dは支払準備金なのでそれぞれ0.08と0.01で代入。
【No.49】ある人はライフサイクル仮説に従い、20歳から100歳まで生きるとする。20歳の時の保持資産額は1000万円。20歳から50年働き、毎年500万円の所得を得る。引退後の収入は0の時1年当りの消費額を求めよ。(国ⅡH20改)
解答:325万円/年
解説:
取得予定の全資産を求める
1000(貯金)+50×500(予定の収入)=26000万円
取得予定の全資産を生存年数で割ると求まります。
26000÷80(生存年数)=325万円/年
【No.50】物価Pが上昇した場合において,労働者がこれを正しく予想していたとき,労働供給曲線も労働需要曲線も変化しない。○か×か(国ⅡH20改)
解答:○
解説:貨幣錯覚があるとするときだけ労働市場のグラフは変化します。